記憶力や学習能力アップ!?脳を活性化させる背骨と自律神経の温めポイントを解説!

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記憶力や学習能力には、背中を温めることと密接な関係があることをご存知でしょうか。冷えの緩和や身体を温めると、健康や美容にメリットがあることはよく知られていますが、実は前頭前野という脳の活動性に重要な機能とも関係があるのです。記憶力や学習能力は、勉強だけでなく、コミュニケーションにおいても重要なスキル。このコラムでは背中を温める効果的な方法をご紹介します。

背骨を温めて記憶力・学習能力がアップ!?

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私たちが生きる上で必要な神経は、背中の中心にある脊髄から全身に伸びています。そもそも人は身体の一部が冷えると、身体が収縮し、背中を丸めることでおなか周りを温めようとする傾向があります。そうすることで、背骨が歪み、本来はスムーズに伝わるはずの神経伝達が上手くいかなくなることがあります。

そこで、実践していただきたいのが、背中を温めること。背骨を温めるのはもちろん、脊髄神経に沿って通っている自律神経を温めることにも繋がります。この自律神経は、疲れやすさや気分の落ち込みの原因になるだけでなく、生理痛や更年期障害といった症状緩和にも関連していると考えられていますので、温めるという行為はおすすめです。

逆に背中が冷えると、記憶力や学習能力の役割を果たす前頭前野に指示が届かなくなることも。ぼーっとする、アイデアが出てこない、学んだことを忘れてしまった、感情のコントロールができない……このような原因のひとつには、背中や身体の冷えから前頭前野に指示が伝わっていないのかもしれません。これらの症状に心当たりがある方は、まず背中から温活を。背骨と自律神経を温めてみてください。

背中まわりを温める方法3選

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背中や肩など、背骨を温める方法を紹介します。どれも気軽にできるので、スキマ時間にチャレンジしてくださいね。

蒸しタオルで温活

電子レンジで簡単に準備できる蒸しタオルは、冷え性や肩こりにお悩みの方におすすめ。起床時に行なうと、目覚めもスッキリ。寝ている間に硬くなった筋肉をほぐす効果も期待できます。背中を蒸しタオルで温める際は、タオルの温め過ぎと着ているものが濡れないよう気をつけてくださいね。

マッサージ機器で温活

気持ちよく温活したいという方には、マッサージ機器がおすすめ。最近は、ヒーター機能が搭載されているマッサージ機器など、さまざまなタイプが登場しています。当てるだけで気持ちよくほぐしてくれるので、テレビやスマホを見ながらなど、「ながら」で温活できるのも強みです。背中を温めてくれるアイテムには、カイロもおすすめですが、貼った部分のみが熱くなるのが苦手な方、自分でマッサージするのが面倒という方はヒーター付きマッサージ機器を頼ってしまうのもありです。

入浴で温活

湯船にゆっくり浸かることも、背中を温めるのに効果的です。冷え性や肩こりを少しでもラクにしたい方は、シャワー浴で終わりではなく湯船に浸かりましょう。どうしても入浴時間が確保できない場合は、背中と首にお湯をしっかりかけてから上がってください。

背中を温めて前頭前野を活性化させれば、記憶力や学習能力を高めていく効果が期待できます。健康はもちろん、脳にも良い影響を与えてくれる「温活」を、ぜひ実践してくださいね。

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

肩と背中が冷える原因って?肩と背中を温める冷え対策や人気アイテムを紹介|着ごこち+プラス|GUNZE(グンゼ)

温め療法 【食学・くらし】 | 七田式公式通販

腰痛を温めるとラクになる。すぐできる方法とポイント3 | 摩耶堂製薬(ロート製薬グループ)

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