日中の眠気対策に!不眠に効果的、ぐっすり眠りたい人にオススメの入浴方法

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夜眠れなくて日中に眠気があるという方に多い不眠症。質のいい睡眠は日々のパフォーマンスにも影響を与えます。このコラムでは、そんな不眠が気になる方におすすめしたいぐっすり快眠を目指すおふろの入り方。不眠と入浴の関係についてお伝えしつつ、スムーズな睡眠に向けての入浴方法についてご紹介します。

睡眠の質を上げるなら副交感神経を優位にする

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睡眠で悩む方の多くは、睡眠の質がよくない可能性が考えられます。深い眠りでなく浅い眠りの状態が何日も続くようであれば疲れも取れにくく、日中は眠気が出てくる傾向があります。この睡眠の質を上げるためには、いくつかの方法があるとされますが、誰でも取り入れやすい方法のひとつが「眠る前に副交感神経を優位にする」ということ。

心と身体をリラックスモードに切り替えることがキーポイントとなります。例えば、寝る直前まで頭をフル回転させながら仕事やプライベートについて考えていたり、スマホをいじっていたりすると交感神経が優位な状態になり、頭が冴えて眠れなくなってしまう可能性があります。そうならないために心身をリラックスさせて副交感神経が優位にしていくのが、おふろで湯船にじっくり浸かる入浴なのです。

ぐっすり眠れる入浴方法を紹介!

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ぐっすり眠るためには、40℃前後の湯に10〜15分くらい浸かることが推奨されています。入浴後、1.5〜2時間後に就寝するのが推奨されていますので、逆算して入浴すれば就寝時に体温が下がりスムーズに寝つける可能性が上がります。脳が興奮して眠れない……という方も「入浴で身体を温めてから徐々に体温を下げる」というこちらの方法を取り入れることで脳が鎮まっていくことも期待できます。帰宅時間が遅く、どうしてもおふろに浸かる時間がない方は、42℃くらいの湯に手や足をつける“手浴”“足浴”がおすすめ。手や足を温めるだけでも温まりが違うはずです。湯船に浸かると大量に汗を掻いてしまう方は、自分の体調に合わせて入浴時間を短くてもOKです。その日の状態に合わせておふろに浸かりましょう。

また、疲れが溜まっている日は「冷温交代浴」もおすすめです。温かい湯船に浸かった後、温度が低めのシャワーを浴び、その後再び湯船に浸かり、また冷たいシャワーを浴びる……というように、「温かい」「冷たい」を交互に繰り返していくのが冷温交代浴。温かいと冷たいを交互に取り入れることで血液が拡張し、老廃物を流れやすくする効果が期待できます。良質な睡眠に入浴は欠かせません。日中の眠気に困っている方は、この機会に入浴で心身をリラックスさせてくださいね。

ノーリツが発信する無料の入浴提案サービス「おふろカレンダー」に睡眠機能が登場。入浴行動による「睡眠の影響」への気づきをサポートするとともに入浴と睡眠の関係による体調の変化を知ることができます。コラム「ねむりとくらし」と併せてチェックしてくださいね。

  • おふろのあたたまりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

自律神経の乱れが不眠症の原因に!眠れない不眠症の原因と改善方法| 鎌ヶ谷市の整体「東陽治療院」自律神経専門

放置すると深刻な影響も 睡眠障害 | 睡眠・休息・メンタルケア | サワイ健康推進課

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