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おふろ場のガンコな水アカ汚れを落とそう!鏡や蛇口をキレイにするポイントって?
おふろ場の鏡や蛇口の水アカ、排水溝などの汚れは、後回しにするとあっという間に汚れが広がります。このコラムでは、そんなおふろ場の汚れについて、効果的に落とす方法とともに、予防策を紹介します。
おふろ掃除は「トレーニングタイム」
おふろ掃除を行う上で第一に考えたいのが、「おふろ掃除を面倒」と思わないこと。面倒だと思ってしまった時点で「掃除=面倒くさい」という意識が何となくついてしまいますよね。面倒だなと思うよりもゴシゴシと力を入れて汚れを落とす=身体を動かすと違う視点で考えると「ジムでトレーニングをしているんだ!」という気持ちになりやすく、そのような状態で掃除を行うと「掃除=運動」とポジティブに解釈ができます。掃除で身体を動かせば温活にもつながりますので、まずは掃除は温活エクササイズという気持ちで取り掛かるようにしてみましょう。
毎日できる温冷シャワーでカビ対策
最初にご紹介するのは、温冷シャワー方法。髪の毛やゴミなど軽い汚れであれば、おふろを使った最後にシャワーで流してしまいましょう。熱いシャワーの後に冷たいシャワーをかける温冷シャワーは、カビ対策にもつながります。シャワーヘッドを持ち、体をストレッチするようなイメージで行うと柔軟運動のような感覚にもなれますので、できるだけ身体を大きく動かしてください。小さなお子さまと一緒に入っている場合は、ゲーム感覚で行うと親子のコミュニケーションにもなります。
場所・アイテム別でお掃除方法をチェック!
さまざまな汚れが混在しているおふろは、汚れが溜まるとなかなか落ちません。つい後回しにしがちですが、簡単な汚れでしたら洗剤で軽く擦れば落ちますので、「温活効果が期待できるエクササイズ!』と思って、こまめに掃除することを心がけてみましょう。
浴室の浴槽、床、壁
柔らかい布、またはスポンジに中性洗剤をつけて汚れを落としていきます。一般的な浴室の床、壁、浴槽、カウンターなどは、ほとんどの部材が樹脂製です。たわしやブラシ、クレンザーは表面に傷がつくこともあるので注意しましょう。掃除の後は熱いシャワーの後に冷たいシャワーで浴室内の温度を下げるとカビ対策になります。換気扇を回したり、窓を開けたり、しっかり乾燥させるとさらにカビ予防につながります。
循環アダプターフィルター
浴槽に配置されている循環アダプターフィルターは、掃除をする前におふろのスイッチを必ず 「切(OFF)」の状態にしてからスタート。フィルターをクルッと取り外して掃除します。
排水口カバー・ヘアキャッチャー
排水栓を開けて、排水口に溜まっているゴミや髪の毛などを中性洗剤を使って落としていきます。細かい部分や網目などに汚れがこびりついている場合は、使い古しのハブラシのような小さいブラシを使うとスムーズに取れます。
おふろのフタ
柔らかい布やスポンジに中性洗剤をつけて洗っていきます。溝があるタイプは、ハブラシなどを使うと効率良く汚れを落とせます。
鏡
柔らかいスポンジに中性洗剤をつけて洗っていきます。カルシウム石けんと呼ばれる白い汚れがある場合は、バブラシに歯磨き粉をつけてゴシゴシ掃除すると汚れが落ちやすくなります。ただし、くもり止め加工がされた鏡は、固いものや研磨剤入りの洗剤を使用すると加工が剥がれてしまうことがありますので注意が必要です。
シャワーヘッド、おもちゃ、椅子、桶など
取り外しができるものは取り外してからお掃除開始。柔らかい布やスポンジ、細かな部分がある場合は、ハブラシに中性洗剤で汚れを落としてから水洗いを行います。
浴室を清潔に保つためには、週に1回を目安に中性洗剤で汚れを落とすのが掃除の基本です。どうしても汚れが落ちない場合は、市販のアイテムを使うなど上手に活用してくださいね。
それぞれ汚れの性質が異なる浴室。温冷シャワーはおふろを使うたびに行うことが理想ですが、中性洗剤を使った掃除は週に一度を目安にしてみましょう。「週に一度のお掃除エクササイズ」という気持ちで、身体を温めながら浴室をキレイにキープしてくださいね。
- おふろのあたたまりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
- ノーリツ製システムバスをご使用のお客さまは下記サイトに記載しております。お手入れ方法をご確認ください。https://www.noritz.co.jp/aftersupport/maintenance/bathroom01.html