ゴースト血管を増やさない!冷え・むくみ対策にオススメの食材

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「夕方になると脚がむくむ」「クーラーの中で冷えが気になる」これらの不調の背景には、「ゴースト血管」と呼ばれる血流のない毛細血管が関係している可能性が考えられます。6月は湿度や気温の変化、冷房による冷えで身体に負担がかかりやすい季節。本記事では、ゴースト血管を増やさないために役立つ食材をご紹介。夏に向けて、内側からめぐりを整えましょう。

知らない人は要チェック!ゴースト血管とは?

毛細血管は全身の隅々まで酸素や栄養素を届ける、いわば「身体の小さな道」のような存在です。ですが加齢や生活習慣の乱れで、この道が“消えて”しまう状態になることがあります。これが「ゴースト血管」といわれるもの。このゴースト血管が増えると、手足の冷えや顔のむくみ、肌のくすみなどの不調が現れやすくなります。特に40代以降は毛細血管が減少しやすくなるため、早めの対策が大切とされています。湿度が高くエアコンを使う機会が増えてくる6月は、知らないうちに血流が滞りやすい時期。日々のケアを意識する必要があります。

毛細血管の健康を守る食材をチェック

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毛細血管の健康維持には「血管の老化」を防ぎ、血流をスムーズにすることが大切です。次のような食材を毎日の料理に取り入れるなどして、ゴースト血管の増加を予防しましょう。

  • シナモン(桂皮):血流を促進し、毛細血管の修復を助ける働きが期待されます。
  • ルイボス:抗酸化作用があり、血管の老化防止に役立ちます。カフェインゼロで小さな子どもにも安心。就寝前にもおすすめです。
  • 生姜:身体を温める効果があり、冷え性対策にぴったり。
  • ビタミンCが豊富な食材(柑橘類、ブロッコリーなど):毛細血管の弾力性を保つのに役立ちます。

徐々に暑さが増してくるこの時期は、エアコンの冷気や冷たい飲み物で身体が冷えやすくなります。温かいお茶やスープにこれらの食材を加えると無理なく続けられそうです。

ノーリツ公式レシピアプリ「つなぐレシピ」では、さまざまな食材を使ったレシピを多数公開中。上記にも挙げたシナモンや生姜を使ったレシピもありますので、ぜひチェックしてくださいね。

生活習慣も見直して冷え・むくみ対策

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食生活に加えて、次のような生活習慣を心がけることで、冷えやむくみの予防が期待できます。

  • おふろに浸かる習慣を:湯船に浸かることで血行が促進され、身体の芯から温まります。
  • ストレッチや軽い運動を:デスクワーク中心の方は、1時間ごとに軽く身体を動かすだけでも血流改善に効果的です。
  • 身体を冷やさない工夫を:冷房が効いた部屋では、羽織ものやレッグウォーマーを活用しましょう。
  • ストレスケアを意識:リラクゼーションや趣味の時間を取り入れることで、自律神経のバランスが整い、血流の改善につながります。

「おふろのじかん」で公開されている「おふろワクワークアウト」の動画では、入浴前・入浴中・入浴後とそれぞれのシーンで実践できるエクササイズやストレッチを紹介しています。こちらもチェックしてくださいね。

6月は梅雨の湿気や気温差、冷房の使用などで身体が冷えやすい季節。外側から温めるケアと、内側からの「めぐりサポート」で、健やかな身体を目指してください。

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

“冷え”の原因となる「ゴースト血管」とは? 復活させる秘訣は? - ウェザーニュース

毛細血管の減少が体の不調の原因に?シナモンでゴースト血管を修復!|楽しむ・学ぶ|養命酒製造株式会社

ゴースト血管に注意!毛細血管を鍛えよう | サワイ健康推進課

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