体温が低い人は花粉症の症状が出やすい?身体を温めて花粉症予防をしよう

thumbnail

一見関係がなさそうに見える花粉症と冷えですが、体温が低い方は花粉症の症状が出やすくなるかもしれません。このコラムでは、体温と免疫力の関係、そして温活による花粉症の症状をやわらげる方法について解説します。

体温が低い=免疫力が低いかも!?

img01

体温が低い人が花粉症の症状が出やすいといわれる理由のひとつに、免疫力の低下があります。人間の免疫システムは、体内に侵入したウイルスや細菌から私たちを守る重要な役割を担っていますが、この免疫力が低下すると本来無害な花粉に対しても過剰反応を示し、花粉症の症状を引き起こしやすくなる可能性も。こうした背景から、体温が低い人は免疫力が低下しやすく、花粉症のリスクが高まると考えられています。

免疫力を上げて「体温」を上げよう!

img02

免疫力を高めるには、最適な体温を保つことが大切です。体温が1度下がると免疫力は約30%低下するといわれていますが、これは体温が低いと免疫細胞の活動が鈍くなり、ウイルスや細菌に対する防御力が低下するためです。適正体温を保つことで免疫細胞は活発に動き、病原体に対する抵抗力を高められることから、花粉症はもちろん、さまざまな病気の予防にもつながることが期待できます。

おふろ温活で体温を上げよう

img03

体温を上げる方法にはいろいろありますが、最も簡単にできるのが「入浴」。40℃くらいの湯に10~15分浸かるだけで身体を温めることができます。血行を促進してくれる温かいおふろは、免疫細胞が体内を効率よく巡り、免疫力の向上にもつながることが期待できます。

そして入浴はリラクゼーション効果も抜群。人はストレスを強く感じると体温が下がり、免疫力が落ちやすくなる傾向があるとされています。リラックス効果を得ることも免疫力アップを目指す上で大切です。

花粉症対策の入浴法を指南する「おふろカレンダー」

img04

さらに入浴効果を高めたい方は、ノーリツの「おふろカレンダー」をチェック。「気象病モード」を選べば日本気象協会の気象データと連動して、気温や気圧などやご自身の体調に合わせた入浴法を提案してくれます。花粉が飛びやすい2~4月は花粉症対策につながる入浴提案もありますので、花粉症が辛いという方は、この機会に試してはいかがでしょうか。

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
  • ノーリツ製システムバスをご使用のお客さまは下記サイトに記載しております。お手入れ方法をご確認ください。https://www.noritz.co.jp/aftersupport/maintenance/bathroom01.html

参考

花粉症と免疫力の低下には関係がある?花粉症を悪化させる生活習慣を紹介! | ユーグレナ ヘルスケア・ラボ

お風呂(入浴)は免疫力アップに効果あり!でも42度だと熱すぎる!?

平熱とは?何度からが発熱?免疫とも関係の深い”体温の基本”を徹底解説

おふろのじかん

日々の暮しのルーティンに、誰もが当たり前に組み込んでいるおふろの時間。
毎日のことだからこそ、向き合ってみませんか?
おふろをもっと楽しく。おふろでもっと健康に。
そんな時間をあなたにお届けします。