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次の日のおふろは入浴してOK?残り湯は身体にいい?悪い?
おふろに入った後、残り湯をそのまま再利用している方も多いと思いますが、できれば水道代やガス代を節約したいと考えるところ。とはいえ、衛生面で問題がないのか、疑問に思う部分もありますよね。この記事では、残り湯をそのまま再利用しても問題がないか解説していくとともに、洗濯への利用や2日目の入浴が可能かどうかをお伝えしていきます。
次の日のおふろは入って大丈夫?
人数が異なる3家族全員の入浴前と入浴後、そして一晩たった後の細菌数を調べた実験があります。一番人数の多い5人が入浴した直後の細菌数が約2,700個だったのに対し、一晩たった後は120万個に増殖したそうです。他の家族もおよそ1,000倍程度の菌が増殖したというデータが出ているのだとか。
このように、入浴後の菌は入浴前より数百個〜数千個に増加、翌日になると大量に菌が増えてしまいます。身体を洗った後に入浴しても、浴槽に残った菌が翌日にはこれだけ増えてしまうのです。
このデータで検証した細菌は人の身体に由来する菌であり、身体に着いていても問題のない菌とされていますので、再び付着したからといってなにか病気になる心配はほとんどないとされています。とはいえ、残り湯を放置することで細菌が大量繁殖することは事実。衛生面から考えると、あまりおすすめとは言えないので、なるべくその日のうちに浸かり、残り湯を溜めておかないことをおすすめします。
やっぱり2日目も使いたい場合は?
2日目も残り湯で入浴したい場合は、ふろ水清浄剤を使用することもひとつの方法。ふろ水清浄剤は、1日目の入浴が終わった直後に投入することで、菌の繁殖を防いでくれるものです。塩素の力で繁殖を抑えるものが一般的ですが、非塩素系も市販されているので、気になる方は調べてみてください。
清潔な浴槽でリラックスタイム
湯船に浸かることはいいことだと理解しつつも、毎日お湯を張り替えるのは手間もかかりますが、気持ちよくおふろでのリラックスタイムを送るためにも、なるべく清潔な湯船に浸かって、日々の疲れを癒してくださいね。
- おふろのあたたまりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。