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3月10日は砂糖の日!身体の冷え対策に覚えたい砂糖の種類と栄養価

砂糖(さとう)の語呂合わせ、(3=さ、10=とう)から制定されている3月10日「砂糖の日」、砂糖の魅力や役割を再認識する機会として親しまれている日。料理やお菓子作りで欠かせない身近な調味料「砂糖」ですが、その種類や栄養価について詳しく知ると、より上手に活用できるようになります。とりわけ、冷え対策や温活を考える上で、砂糖の選び方は重要なポイント。このコラムでは、砂糖の種類やその特徴をお伝えするとともに、身体を冷えにくくする砂糖の種類について紹介します。
砂糖の種類や栄養価をチェック

一言で「砂糖」といっても、たくさんの種類があり、それぞれ特徴や栄養価が異なります。ここでは、代表的な砂糖の種類をご紹介します。
上白糖
サトウキビを原材料とした上白糖(いわゆる白砂糖)は、白くきれいな見た目で、お菓子作りや調味料として使われることが多い砂糖。サトウキビやてん菜などを精製し、ブドウ糖など「転化糖」をまぶしたものです。ビタミンやミネラルがほとんど含まれておらず、大量摂取すると血糖値が急激に上がる可能性があります。
三温糖
白砂糖を製造する過程で加熱を繰り返すことで、独特の香ばしい風味と濃い色が生まれる砂糖です。「栄養価が高い」と誤解されがちですが、実際の成分は白砂糖とほぼ同じで、ミネラルやビタミンはほとんど含まれていません。コクのある味わいが特徴で、風味を重視した料理やお菓子作りに適しています。
黒砂糖
サトウキビの汁をそのまま煮詰めて作るため、ミネラルやビタミンが豊富に含まれる自然な甘味料です。カルシウム、鉄分、カリウムなどが含まれており、カロリーは他の砂糖に比べて低いのも嬉しいポイントです。
てんさい糖
砂糖大根やビートから作られる砂糖で、オリゴ糖が含まれています。このオリゴ糖は腸内環境を整える作用が期待され、さらには身体を冷やしにくい特性があるとされています。
温活を目指すなら「黒砂糖」「てんさい糖」

砂糖は甘さを楽しむだけでなく、体温調節にも影響を与えるといわれています。冷え性の方や温活している方は、砂糖の種類の選び方に注意しましょう。
上白糖は身体を冷やしやすい
前述しましたが、上白糖は、精製される過程でミネラルや栄養素が取り除かれており、体内でエネルギーに変わるスピードが速いといわれています。そのため、血糖値の急上昇・急下降を引き起こしやすく、結果として身体を冷やしやすい傾向があります。
黒砂糖やてんさい糖は身体を冷やしにくい
黒砂糖やてんさい糖はミネラルが豊富で、身体を温める効果が期待できます。特にてんさい糖は、原料であるビートが寒冷地で育つため、温める性質を持つと考えられています。また黒砂糖は、エネルギーの供給を持続的に行うため、冷えが気になる方に適しています。
日常的に使う砂糖は、適切に選ぶことで温活効果にも良い影響を与えてくれます。3月10日は砂糖の日。この機会に砂糖への知識を深め、自分のライフスタイルに寄り添う砂糖を選んでみてはいかがでしょうか。
砂糖を使ったレシピの詳細は、ノーリツ公式のレシピアプリ「つなぐレシピ」よりご覧いただけます。ぜひこの機会にダウンロードしてくださいね。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。