おふろで水分補給！入浴時にいい飲み物と悪い飲み物、それぞれ紹介！

入浴時の水分補給は欠かさずに！

入浴前後の水分補給は大切、とよく耳にしますよね。人は約40℃の浴槽に10～15分に浸かるだけで、約800mlもの水分が身体から失われるといわれています。長く入浴すればするほど身体から失われる水分は多くなりますし、脱水症状を引き起こす原因にもなってしまいます。これらを防ぐためにも入浴時に失われる水分を補給する必要があるのです。

入浴時に何を飲めばいいの？

水分補給ができるのならどんな飲み物でもいい、というわけではなく、身体にいいもの飲み物とそうではない飲み物があります。温泉や銭湯では冷えた瓶牛乳を見かけますが、冷たい飲み物は身体を冷やしてしまい、あまりおすすめはできません。ではどのような飲み物が適しているのでしょうか？

入浴時におすすめの飲み物

まず、おすすめの飲み物を見ていきましょう。

【水（ミネラルウォーター）】

一番のおすすめは、水分補給の基本といわれる水です。入浴時には常温または温かい飲み物を飲むことが推奨されていますので、よく冷えたものではなく常温のものを摂取しましょう。沸騰させたお湯をぬるま湯くらいに冷ました白湯を飲むと◎。炭酸水もOKです。

【ハーブティー】

温かいハーブティーもおすすめの飲み物として推奨されています。ジャスミンやカモミールにはリラックス効果あるので身体の緊張をほぐし、睡眠の質を上げる効果も同時に期待できるでしょう。美容効果が高いローズヒップティーは利尿効果が高いため、飲みすぎにはご注意を。

入浴時に避けたい飲み物

次に避けたい飲み物をまとめてみました。

【牛乳】

冒頭でご紹介したように温泉や銭湯で販売されている牛乳は、入浴時の水分補給としての飲み物として推奨されていません。冷えた状態で飲む牛乳はお風呂で温まった体温を下げてしまい、身体に負担をかけてしまいます。どうしても牛乳が飲みたい場合は温めて飲むことをおすすめします。

【糖分を多く含むジュース】

糖分が多く含まれているジュースも水分補給には適しているとはいえません。血糖値を上昇させ血液をドロドロにさせてしまう可能性があることに加え、脱水が進みやすくなってしまうというデメリットがあります。

【ビールなどのお酒】

ビールなどのお酒も避けるようにしましょう。アルコールは利尿作用が強いため、摂取することによって水分を補給どころか排出を促し、脱水を助長させてしまいます。また、温まった血行のよい身体にアルコールが入ると、血圧を上昇させ高血圧を引き起こす可能性もあります。

入浴時は身体に負担が少ない飲み物がベストです。自分や家族の健康を考えて、何を飲むか選んでみてくださいね。